ハーバーマス Jürgen Habermas
ハーバマスはコミュケーション的行為を、「真理」を目指す理論的討議における「事実確認的発話行為 konstative Sprechhandlungen」、法および道徳的観念の正当性をめぐって展開される実践的討議における「規範に規制された行為 normen-reguliertes Handeln」、そして芸術的作品の評価をめぐってお互いの美的判断力に働きかける「演劇的行為 dramaturgisches Handeln」の三つに分類し、それぞれの行為ごとに異なった討議(Diskurs) の様式、ルールが発展していることを指摘する。